ニジマスの管理釣り場入門

魚が「いる」ことが保証された、唯一の釣り場。

自然の釣り場で子どもが釣れないのは、腕のせいではありません。そもそも魚がいないことがあるからです。管理釣り場にはそれがない。足場は整備され、トイレもあり、確実に魚がいる。はじめての1匹を作るなら、ここが最短です。

ニジマスとはどんな魚か 難易度:低

ニジマスのイラスト

自然下では釣れないため、管理釣り場での釣りが前提となります。

茨城県内の自然の川や湖には生息していないため、釣りをする場合は管理釣り場(管釣り)が基本となります。

釣り場が管理されており、足場も整備されているため、初めて釣りをするお子さんや、ファミリーには始めやすいフィールドです。道具のレンタルがない釣り場もあるため、訪れる前に公式サイトで確認しておきましょう。

管理釣り場という選択肢の価値

自然の釣り場と決定的に違う点が3つあります。

「釣りに連れて行ったのに1匹も釣れなかった」という最悪の結果を、構造的に避けられます。釣りを続けてもらうための最初の1回として、これ以上の選択肢はありません。

レギュレーションを必ず確認する

管理釣り場には、その施設ごとの決まりがあります。

使用できるルアーの種類やサイズ、針の種類などにレギュレーションがあるため、訪れる際は事前に確認をしておきましょう。知らずに持ち込むと、その場で使えません。

確認しておく項目

使用可能なルアー
スプーン・クランクは可、ワームは不可という施設が多い。サイズや重さの上限がある場合も。
針の種類
バーブレス(返しのない針)が指定されていることがある。市販のルアーは返しありのため、その場でつぶす必要が出る。
持ち帰りの可否と上限
キャッチアンドリリース専用の池、持ち帰り可能な匹数の上限など。
子どもの同伴条件
年齢による料金区分、保護者の同伴義務など。
料金と券種
半日券・1日券・食事付き券など。時間の使い方が変わる。

これらは施設ごとに違い、変更もされます。出発前に公式サイトを見てください。当日現地で知ると、予定が崩れます。

釣り方

スプーン、ミノー、クランクなどのルアーを使ったルアーフィッシングと、毛バリを使ったフライフィッシングが主流です。

はじめてならスプーン一択で構いません。もっとも単純で、投げて巻くだけで釣れます。ミノーやクランクは、スプーンで釣れるようになってからで十分です。

1日の流れ

  1. 受付で券を買う
  2. 空いている場所を選んで入る
  3. スプーンを結び、投げて巻く
  4. 反応がなければカラーを替える
  5. それでもなければ、巻く速さと深さを変える

やることはこれだけです。難しいのは選択肢が多いことであって、動作そのものは単純です。

スプーンの選び方

ルアーは時間帯や水の状況によって釣れるカラーが変わるため、状況に応じて変更していくことが釣果のポイントです。

重さは2〜5グラム

おすすめは2グラム以上5グラム以下のスプーンです。これより軽いと投げにくく、重いと沈みすぎます。まず3グラム前後を基準にして、そこから調整してください。

最初に持つカラーは3色

カラーは黒、グロー系、コパーを持っておくとよいでしょう。

シルエットがはっきり出る。晴天時や、水がクリアなときに強い。
グロー系(夜光)
光を蓄えて発光する。曇天や朝夕の薄暗い時間、濁ったときに効く。
コパー(銅色)
金属的な輝き。上の2つで反応がないときの3枚目。

色を増やしすぎないでください。3色で反応がなければ、色ではなく巻く速さと深さの問題です。そちらを先に変えてください。

巻き方の基本

「ゆっくり」が基本

初心者はほぼ全員、巻くのが速すぎます。スプーンがゆらゆらと動く、ぎりぎりの遅さが基本の速度です。「これでは遅すぎるのでは」と感じる速さが、たいてい正解です。

深さを変える

同じ速さで巻いていても、投げてから巻き始めるまでの待ち時間を変えれば、通る深さが変わります。

魚がどの層にいるかは、その日の水温と天候で変わります。反応がないときに真っ先に変えるべきはここです。

アワセは不要

巻いている最中に「ガツン」と重みが乗ります。強く合わせる必要はなく、そのまま巻き続ければ掛かります。驚いて竿を大きく煽ると、口が柔らかいため身切れします。

子どもには「引いたら、そのまま巻いて」とだけ伝えておいてください。

おすすめタックル

スピニングタックル

ロッド
6〜6.2フィート UL、XULクラス
リール
2000〜2500番クラスのHGXG
ライン
ナイロン3〜4ポンド

非常に柔らかい竿を使います。これは軽いスプーンを投げるためと、口の柔らかいニジマスをバラさないためです。

このタックルは管理釣り場に特化した構成で、ほかの釣りには流用しにくい点に注意してください。ハゼのちょい投げには使えますが、アメリカナマズコイには力不足です。

あわせて必要なもの

子どもと行くときの進め方

まず親が1匹釣る

子どもに先に竿を持たせると、釣れない時間が続いて飽きます。親が先に釣って、その日の当たりカラーと巻く速さを見つけてから交代する。この順序にすると、子どもが竿を持った時点で釣れる状態が整っています。

フックは大人が外す

ニジマスの口は柔らかく、針も鋭いため、子どもが無理に外そうとすると魚も手も傷つきます。フックリリーサーを使い、大人が担当してください。

持ち帰る場合

持ち帰り可能な施設なら、その場で締めてもらえることがあります。ニジマスは塩焼きが定番で、釣った魚をその日の夕食にする流れまで作れます。

持ち帰りの上限匹数と、追加料金の有無を受付で確認してください。

時間を区切る

子どもの集中は1〜2時間が限界です。半日券でも、実際に釣るのは2時間程度と考えて計画してください。「もっとやりたい」で終わるほうが、次につながります。

よくある失敗と対処

主に釣れる場所

このほか、県内外の管理釣り場・釣り堀で狙えます。

ミッドクリークフィッシングエリアは石岡市、筑波山のふもとにあります。池はすべて片側からのキャストとなるため、対面する人からのプレッシャーが少なく、のびのびとキャストできます。初心者向けのポンドも用意されているため、管理釣り場デビューに向いた施設です。

この施設は道具のレンタルがありません。事前に準備してから訪れてください。料金・券種・レギュレーションは変更されることがあるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

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